LION RUGS

ASAKUSA GALLERY

LION RUGS 浅草店 GALLERY | 2018.5.25

長野県上高井郡 H様邸

H様とは5年半前たまたま東京に来られた際にギャッベをお買上げいただいて以来、お付き合いさせていただいています。
その後、H様のお母様やお姉様にも絨毯やギャッベをお買上げいただいてます。
ご結婚されて新居にお引越しをされたということで、リビングのソファーの足元にペルシャ絨毯を敷きたいと今回の7周年セールにご来店くださいました。大きさは2m×3mぐらいの長4畳サイズのもので、チラシに掲載されていたバクティアリ産絨毯が見たいということでしたが、すでに売れてしまっていましたので他のものをご覧いただきました。そして、お決めいただいたのが、

アルデビル産ウール  サイズ:約292×201cm

古民家を全面リフォームされたそうで、とても素敵なお家でした。「欄間も写して」というご希望でこのアングルで写真を撮影しました。

実は、今回この写真を撮るためだけに長野へ来たわけではなく、色々とストーリーがあったのでした。

H様のお姉様O様が新居にお引越しをされて、ペルシャ絨毯を敷きたいということで今月ご来店くださいました。
そこで、H様も気に入られていた今年の1月にドイツで買付けてきた珍しいデザインのタブリーズ産の絨毯をお買い上げいただきました。そのタブリーズ産絨毯の裏に反り止めのベルトが付いていなかったので、付けてからお送りしますということになりました。ところが、最初に一緒にご覧いただいた時は気付かなかったのですが、ベルトを付けるためにそのタブリーズを1枚だけで広げてみると5cm程の絨毯の歪みがあったのです。
そこで、O様に「絨毯に歪みがあるのですが、大丈夫ですか?」とお電話しました。

ペルシャ絨毯は、織機に縦糸を張ったまま長い年月をかけて一結び一結びと手作業で作り上げていくものなので、どうしても歪みや曲がりが出てしまうことがあります。イランやヨーロッパの人は絨毯の歪みや曲がりは、ほとんど気にしません。「人間が手で作っているものなのだからしょうがない」という風に思っている人が多いです。ところが、実際日本ではそう思っている人は少ないです。私がイランで絨毯を買付ける時に、この絨毯は曲がっているだの色が違うだのとガンガンと言うので、イランの絨毯商は「あんなにうるさいのを連れてくるな」と弊社社長に話していたそうです。「手で作っているからしょうがない」ということを分かっていてペルシャ絨毯をお使いになっている当店のお客様も多いですが、最初の1枚となるとやはり歪みは少ない方がいいと思います。その1枚でペルシャ絨毯の印象が良くなるか悪くなるかが決まると思いますので、出来るだけ良い印象を持っていただきたいのです。

O様はギャッベはすでにお使いだったのですが、初めてのペルシャ絨毯でこの歪みは止めた方が良いのではとご提案したところ、同じ値段のものと交換ということでご快諾をいただきました。ホームページで絨毯の写真を色々とご覧いただいたのですが、実際に見ないと分からないということで、それでは絨毯をお持ちしてご覧いただきましょうと長野へと赴いたのです。
すると、O様はギャッベやペルシャ絨毯を実際に見てもらおうと妹さんやお友達も呼んでおくから他にも色々と持ってきてと仰ってくださいました。
そして、H様は長野へ来るなら家のペルシャ絨毯の写真を撮ってホームページに掲載して欲しいのと玄関マットが見たいというご依頼をくださいました。
そして、H様は

上がりかまちに ギャッベ  サイズ:約121×42cm
玄関マット カシュガイ  サイズ:約90×58cm

O様も交換したサルーク産の絨毯をとても気に入っていただいて、ウールが気持ちいいとご連絡をいただきました、また、妹さんやお友達もギャッベや絨毯をお買上げくださいました。
皆さん、本当にありがとうございました。